オーダーカーテンは東京・青山のデコラドールへ。東京|神奈川・横浜

世界の本物のインテリアを暮らしの中に

  • ホーム
  • ご注文の流れ
  • サービス内容
  • 施工例
  • カタログ
  • 間違いだらけのカーテン選び
  • オーダーカーテン屋のブログ
  • これまでの実績・メディア掲載

スケルトンリフォーム ウィリアムモリスで完成!

渋谷区M邸のご紹介です。
10年以上前にカーテンをご購入頂いたお客様がその当時から計画していたスケルトンリフォームがいよいよ実現しました。塗り壁やモールディングなど、時間をかけて吟味されてきただけに家具や小物に至るまでとても完成度の高い仕上がりです! 凝りだすと止まらない御主人様とそれをそっと見守る奥様とお嬢様と・・素敵なご家族です。インテリアにもその温かさが現れていますね(^_-)-☆ 

カーテンはウィリアムモリスの「ケルムスコットツリー」。こちらももちろん施主様ご自身でお選びくださいました!アンティーク調の家具にぴったり(^^)/

モリス ケルムスコットツリー リフォーム

ケルムスコットツリー リフォーム

「ケルムスコットツリー」 モリスが夏に使用する別送ケルムスコット・マナーの寝室にある四柱式寝台を囲むカーテンから引用され、現在のモリス・スタジオのデザイナーであるアリソン・ジーによって描かれました。大きな木の周りに草花や小鳥たちがデザインされ、自然な優しさと生命力の強さを持った素晴らしいデザインです。

ケルムスコットツリーと小物

塗り壁に写るアイアン調のカーテンレールの影も雰囲気がとても素敵ですね(^^)
裏地にもこだわっています! チラッと見える部分だからこそあえて違う色を使いオシャレ感を出します。

 

ワインラック

ワインラックにはお酒が満載、そしてその天面に敷いているのは10年前にご購入頂きましたOsbounre & Littleのローマンシェードを解体してリメイクしたものです。リビングのテーブルランナーももちろん同じ生地です。どちらもイギリスの生地です。お気に入りの生地をうまく活用されていてGOOD!!

ウィリアム・モリス アービュータス壁紙

William Morris Arbutus wallpaper

お手洗いの壁紙もウィリアム・モリスの定番「アービュータス」。1913年に製作されたこのヤマモモのデザインは100年以上経った現代でも色褪せず、空間を華やかに彩ります♪ ちなみに、壁紙と同じ柄のファブリック(布)もあります(^^)

ウッドブランドと輸入生地

子供部屋 カーテン クラーク

こちらは今年から中学生になられたお嬢様の念願の一人部屋です!新しい中学校になかなか登校できなかった今年の状況でしたが、部屋も新しくなり心機一転で新しい中学生ライフを送ってほしいと思います。

腰窓は白のウッドブラインド、カーテンレールはリビングと同じ形でもアンティークホワイトにゴールドをあしらった華やかなもの、カーテンはイギリスのClarke & Clarkeの生地でとてもナチュラル感があり北欧風なイメージもあるとても落ち着いたちょっと大人な雰囲気♪ 

「子供部屋だから、、」と簡素化されることが多いのですが、いえいえ、感受性豊かで感性の形成が発展途上のお年頃のお子様のインテリアは実はとても大事なのです!!

最後に、工事を担当されていた業者様がとても協力的であったため、事前の下地追加やスケジュールの調整などもスムーズでした。必ずしも一社で全てが完結しないケースも多々ありますがリフォーム・リノベーションだけでなく、新築時でもこのような業者間の協力体制は非常に重要で仕上がりにも影響します。施主様の夢と希望を実現するために一丸となることが一番大切ですね!

 

 

 

 

新しい生活様式 リモートワーク・テレワークは環境が重要!その2

家の中の働くスペース、SOHOの事例です。最近お家の中で仕事スペースを作る方が増えており、嬉しいことに沢山のご相談をいただいております!それぞれの個性を活かした空間をご紹介します(^^) 

リモートワーク1

The書斎という雰囲気ですね!このような素晴らしい書斎を持つことに憧れますね!

 

テレワーク12

黄色をベースにした空間。イカット柄が素敵!まるでリゾート地で仕事をしている気分です。気分UPもワークスペースの重要なポイント!

 

リモートワーク3

クラシカルの王道です。お客様ご自身でお選びになられた壁紙とカーテンのコンビネーションが素晴らしい!!豪華でありながら落ち着いた空間です。時が経つのを忘れてしまいそう(^^)

 

テレワーク6

壁紙、カーテン(シェード)共にモリスの「PIMPERNEL」。ウィリアム・モリスが晩年過ごしたケルムスコットハウスのダイニングルームにも使用されていたこの柄。モリスもこよなくこの柄を愛していたのでしょう。モリスを感じながらの仕事ができるなんて最高ですね!

 

テレワーク2

壁面にカウンターがあると資料などの多い仕事には最適です!窓にはブラインドではなくカーテンにすることで空間が硬くならず柔らかで落ち着いた雰囲気になります。

テレワーク8

日中はレースカーテンを閉じている方も多いでしょう。だからこそレースカーテンは重要です! こちらは羽ばたくカモメをデザインしたレースカーテン、都会にいることを忘れてしまいそうです。このようにデザイン性の高い生地は輸入生地ならではですね!欧米人の”遊び心”は見習わなくては(^_-)-☆

 

テレワーク14

ウィリアム・モリスの壁紙「ARBUTUSアビュータス」。可愛らしいヤマモモの柄です。キャスリーン・カージー(モリス商会デザインスタジオの一員)が1913年第一次世界大戦前にモリス商会のためにデザインされたものです。100年以上経っても色あせない素晴らしいデザインですね! 窓にはウェーブのウッドブラインドとスコットランドの綿100%コットンレースの組合せ。全てが自然の素材です!

 

リモートワーク13

ナチュラル・シンプルの中に個性光るフランスが誇るビエール・フレイのシェードが良いアクセントです!デザイン性の高い生地はシェードにするとまるでタペストリーのようで素敵です。

 

リモートワーク5

カラフルなカーテンもお部屋の中にすーっと馴染んでいます。カラーバランスが取れているのでまとまりがありますね。お客様のこだわりで、色x柄を上手に組み合わせた素敵な事例です。

 

リモートワーク11

こんな風に窓を囲むようにクラシカルなスタイルも良いですね!壮観な景色の元でのお仕事は気分も効率もアップします!

 

リモートワーク9

男性らしい書斎!モダンですっきりとした空間です。集中モードに入れますね! 無地でシンプルなレースではなく、このようにストライプ柄のレースもオススメです!!

 

リモートワーク7

仕事でちょっと疲れた時に目の前に心が和む柄があるのは良いですね!ウィリアム・モリスで人気の「いちご泥棒」の柄です。

 

しっかりと最初からワーキングスペースの確保です。ウッドブラインドなら自然の空気を感じながら仕事にも集中できそうです!

 

テレワーク4

一番多いのがダイニングテーブルでのお仕事ではないでしょうか? 輸入壁紙とNORMANのウッドシャッターでダイニングルームもオシャレな空間になります。これならリモートで背景が見られて大丈夫!

 

テレワーク10

そうなのです、ダイニングテーブルは仕事をしながら家事もこなせる最適な場所なのです。女性なら特に一日のうちで一番長い時間を過ごす空間。この機会に輸入壁紙やカーテンなどでプチリフォームをしてみるのもオススメです♪

既に世の中の生活スタイルが変化してきています。今まで以上に自宅で過ごす時間も増えることでしょう。お家の中はとても大切!自分のため、家族のため、そして人に見せたいと思う方も思い思いのインテリアで是非楽しんでください。

デコラドールではインテリアに関するご相談をお受けしております。カーテン、絨毯、ラグ、壁紙の貼り替え、椅子の張替えなどそれほど大掛かりな工事を必要としないプチリフォームから始めてみませんか?どうぞお気軽にご相談ください(^^)/

新しい生活様式 リモートワーク・テレワークは環境が重要!その1

新しい生活様式到来!住む環境や働く環境も大きく変わりますね!満員電車に揺られて毎日同じ場所に通勤する時代は終わるのかもしれません。リモートワーク・テレワークが当たり前の世の中になり、在宅でいかに効率よく働くかを求められます。

そう!リモートワークで意外にも重要なのは室内の環境です。ビデオ会議などで他人に見られるということもありますが、先ずは自分がいかに心地よい環境で仕事ができるかということが大事ではないでしょうか?

センスの良いオシャレなインテリアやきちんと整理された美しい室内で仕事をしている人はきっと仕事の仕方にもその性格が表れるのではないでしょうか?室内のワークスペースをきちんと整えることで仕事を楽しみたいですね!

さて、当店が施工した自宅オフィスの事例をいくつかご紹介していきますね!

まず、サンダーソン(イギリス王室御用達ブラインド)のカーテンやウィリアム・モリスのテディベア、アンティーク家具で飾ったイギリス調にまとめたお部屋です。以前某テレビ番組でも取り上げていただいたことがあります(^_-)-☆ ゲストルームですが、これからは自宅オフィスとして使用できます。

テーマカラーはブルー。椅子の張地、じゅうたん、カーテン、ベッドリネンなどもトータルコーディネート。

イギリスのB&Bに滞在中に仕事をしている気分になれます!


壁に飾っているのはパーチメントと言ってトレーシングペーパーからまるでレースのような細工を施したものです。とてもとても根気のいる作業なのです。

 

こちらは男性仕様の部屋。書斎というよりは趣味部屋に仕事を持ち込む、と言う方が正しいかもしれません。壁の四面を異なる壁紙で貼り分けています。テーマカラーはライムグリーン!


腰高窓のハニカムスクリーンはトップオープンタイプ。どうしても空が見るようにしたかった・・でも隣家からの視界も遮りたい場合はトップオープンが最適です。空が見えることで解放感がまるで違います。

ハニカムスクリーンは障子のように太陽光が拡散されて室内が程よい明るさになります。そしてハニカム構造は真夏・真冬の冷暖房効率は「551のある時!(^^)!、無い時(T_T)」(関西ネタですみません!)くらいの違いを感じます。

遮光性、遮熱性、断熱性など様々な機能と名前がありますが、違いと用途を正しく理解して選択しましょう。
これから暑くなりますが、カーテン等と組み合わせて機能性を持たせることも可能です。


目の前には趣味の道具たち!ずらりと並んだスノーボード、別の壁面には釣り竿や釣り具が所狭しと飾られています。好きなものを見ながらの仕事は気分もリラックスでき、結果作業効率も上がりますね!


なんと、スノーボードラックは自作です!こうした工夫もお部屋作りには大切です!

カーテンは洋服と同じようにファッションセンスが問われます!会社に着ていく服を人に見られているのと同じように、リモートワークでは洋服以上に室内インテリアがファッションとして見られているのです。

カーテンで素敵に着飾ったり、壁紙で個性を表現したり、ハニカムスクリーン・バーチカルブラインド・ウッドブラインドなどなどスタイリッシュさを見せるのも良いですね。

自宅で過ごす様々な時間を楽しみましょう!

自宅オフィスの事例はまだまだ続きます♪ お楽しみに~

ウィリアム・モリスのカーテンと壁紙

ウィリアム・モリスのカーテンと壁紙の組合せはやっぱり良いですね!柄x柄の合わせも違和感なくお部屋に溶け込みます。前回に続き千葉県佐倉市のI邸をご紹介します。

今回は、奥様の書斎と御主人様の書斎。いいですね-(^^)各自の書斎も思いっきり好きな柄でインテリアをお作りになりました。

先ずは奥様の書斎。柄はPimpernelピンパネル。リズミカルにスクロールされた花柄が素敵ですね!先に壁紙をお選びになられていたので、あえて同じ柄の色違いでカーテン(シェード)を作りました。

pimpernel

柄x柄がお部屋を一層楽しく作り上げます!

wallpaper and romanshade

romanshade

繫ぎ目にトリムを乗せました

<ピンパネル> 1876年にウィリアム・モリスが壁紙としてデザインしたものです。モリスの自宅(ケルムスコット・ハウス)のダイニングルームにも貼られているこちらの柄は、140年以上経った今でも広く世界中から愛され続けています。

 

次は御主人様の書斎。お部屋に居ながら自然を感じられるこのデザイン「Strawberry Thief いちご泥棒」です。モリスの別荘の庭で栽培されていたいちごを小鳥が啄むという可愛らしいデザインです。固くなりがちな書斎の空気を明るく爽やかにしてくれますね(^^) 本棚の奥に貼られた壁紙ももちろんモリス!

morris fabric

Strawberry Thief いちご泥棒

romanshade

morris wallpaper

本の奥に見え隠れする壁紙が素敵!

様々な問題が頻繁に発生する現代。これから生活の仕方も変わってくるのではないかと思います。どんな状況下であっても”家”の存在は変わりません。家の中で過ごす時間を少しでも居心地良く、気持ちが安らげるように工夫したいですね。大きなリフォーム、リノベーションをせずともカーテンや一部の壁紙を替えるだけでも雰囲気はガラッと変わります!

デコラドールはウィルス対策を万全にしながら変わらず営業しております。完全予約制なので他のお客様とも重なることなく安心してお打合せしていただけます。もちろん、外出は出来る限り控えなければなりませんので、出張採寸&打合せをお申し付けいただくことも可能です。まずはお電話でご相談ください(^^)/

やっぱりウィリアム・モリス!世界中で愛されるイギリスのブランド

千葉県佐倉市のI邸のご紹介です。マンションのご購入に際し内装をリノベーション!当店で窓周り一式を担当させていただきました。

明るく気さくなIご夫妻のこだわりの詰まったインテリア!壁紙もカーテンもウィリアム・モリスでコーディネート♪ 各部屋とても素敵に仕上がっていて盛りだくさんなので、二部屋ずつご紹介します(^^)/

まずは、お家の中心 LD。ダイニングとキッチンの横にある出窓には、モリス「The Brook(小川)」。素敵な柄ですね!!小川の周りには生き生きとした木々と草を啄む鹿が描かれています。この素敵な柄を引き立てるように、中央にThe Brook、両サイドは濃い茶色の無地でボーダーを付けています。額縁のようで素敵(^_-)-☆

the brook

中央に柄、両サイドは無地で切り替えています!

the brook

素敵な窓辺!

romanshade

シェードを降ろすとまるでタペストリー!

romanshade

ジョン・ヘンリー・ダールによる「Brook(小川)」や「Holy Grail(聖杯物語)」のタペストリーからインスピレーションを受けたデザイン。中世のタペストリーならではの美しいデザインがモリススタジオにより再現されています。

the brook

ウィリアムモリスの「The Brook」

見晴らしの良いリビングの窓は、軽やかな葉柄のレースカーテンのみにしました。レースカーテンが1枚あるだけで窓のサッシが隠れて優しい雰囲気になりますね。

sheer curatin

外を見やすいように透明感のあるレースカーテン

sheer curtain

木洩れ日のように床に映るレースカーテンの葉柄!

LDの奥にある主寝室は、モリスの壁紙に合わせて生地をお選びいただきました。壁紙「Blackthorn ブラックトーン」は、1892年ジョン・ヘンリー・ダールによるモリスの好んだ英国の花、バイモ、ブラックトーン、スミレが描かれています。壁一面に咲き誇る花!華やかですが落ち着きのあるデザインですね。壁紙の柄とのバランスを考え、ローマンシェードの生地は控えめでありながら上質で高級感のある生地にしました。

blackthorn

深みのあるイエローの生地でローマンシェード

フランスのブランド LELIEVREルリエーブルの「FILIN」。格子柄が織り込まれたシンプルかつ上品な生地。19色展開で、どの色も美しく、様々なカラーのインテリアに合わせやすい生地です!ブラックトーンの壁紙とイエローのシェードが素敵!

lelievre

 

filin by lelievre

I邸のその他のお部屋はまた次の回でご紹介します♪

文様のお話 ~アカンサス~

生地にはそれぞれデザインがあります。そのデザインに使用されている柄・文様には意味があるのをご存知でしょうか?文様を知ると、それが使われている物に興味が沸き、物を選ぶ際にもきっと視点が変わります(^_-)-☆

これから時々にはなりますが(^_^;)、一柄ずつその文様についてお話ししたいと思います。

今回はAcanthus アカンサスです。

「あ、この柄、見たことある!」という方は多いのではないでしょうか。そう、葉っぱをモチーフにした柄です。acanthus

アカンサスは、キツネノマゴ科の植物。ギリシャの国花でもあります。そして、Acanthusはギリシャ語でトゲを意味します。花にトゲがあることからそのような名前が付けられたそうです。日本にも伝わり、アザミに似ていることから和名は葉アザミと呼ばれています。

acanthus

古代ギリシャ時代の建築、コリント様式によく見られる柱の頭部分の装飾で、このアカンサスが彫刻されています。

corinthian_order

コリント式

主にギリシャを代表する文様であるアカンサス。何故これがモチーフとしてが用いられたのかは明確ではなく長年議論されているそうです。アカンサスの葉を文様にしたという説や、エジプトのパルメットから用いたという説など・・。(パルメットは扇型の文様。こちらもまた生地や壁紙に多く用いられています。これはまた後日お話ししますね!)

諸説あるなかで、アカンサスにまつわるギリシャ神話をお話しします。

★ギリシャ神話 <アカンサスと名付けられた由来>

アカンサスという名の美しい娘がいました。太陽神アポロンはその娘をとても気に入り、結婚を迫ります。しかしアポロンに気の無いアカンサスはその申し入れを断ります。それでもアポロンはしつこく何度もプロポーズをします。しつこいアポロンを振り払うおうとしたアカンサスの爪がアポロンの顔を傷付けてしまいます。怒ったアポロンはアカンサスを植物に変えてしまいます。そうして誕生したのが、慎ましく可愛らしい花でありながら花の根先にトゲを持つアカンサスです。

★ギリシャ神話 <アカンサスの葉がモチーフとなった建築様式が生まれた物語>

古代コリントで幼い少女が死んでしまいます。その死を嘆き悲しんだお婆さんが少女が好きだったものを入れたバスケットをお墓の前に置きます。月日が流れ- 地面からアカンサスの葉が伸び、バスケットに生い茂ります。丁度お墓の前を通りかかった建築家であり彫刻家のカリマコスが美しく大きなアカンサスの葉がバスケットいっぱいに絡みついている様子を目にします。感動したカリマコスはアカンサスを彫刻のモチーフにしました。

アカンサスの花言葉は、「芸術」「美術」「技巧」そして「離れない結び目」などだそうです。なんだかうなずけますね。

そんな不思議な由来のあるアカンサスですが、ロマネスク、バロック、ロココ、19世紀後半のアーツアンドクラフツ運動と、時代の流れに沿ってその形を少しずつ変化させながらも時代を表すモチーフの一つとして長く愛され続けました。

アカンサスには数十種類あるそうですが、一番多く栽培されているのはAcanthus-mollis アカンサスモリスだそうで、園芸の世界ではアカンサス=モリスがもっともポピュラーとのこと。”モリス” 何だか不思議ですね、カーテンなどの生地の世界でアカンサス柄といえばモリス(ウィリアム・モリス)と即答するほどポピュラーなのですから。

大きく広がり幾重にも折り重なる葉の形と唐草のような伸びやかなスクロールがデザインされ、生命力と躍動感を与えます。カーテンや椅子張地などの生地、壁紙はもちろんのこと、アンティークの家具、照明、銀食器、ステンドグラス、絨毯などもよく見てみてください。アカンサスがモチーフとなっているものが多いですよ。注意深く見てくださいね♪

william_morris

William Morrisウィリアム・モリスのアカンサス

colefax_and_fowler

Colefax&Fowler コールファックス&ファウラーのアカンサス

 

ウィリアム・モリス 新コレクション!アーカイブ IV & V

William Morris 「ARCHIVE IV」&「ARCIVE V] ウィリアム・モリスの新コレクション「アーカイブIV」「アーカイブV」が入荷しました!これまでのコレクションとはまた違った素敵なモリスの世界観に魅了されます。

アーカイブV-MELSETTER FABRICには、メイ・モリス(モリスの娘)が手掛けたデザインの数々が入っています!刺繍作家でもある彼女のデザインは、モリスファンもそれ以外の方々にも十分楽しんでいただけます(^^)/

archive_v

ARCHIVE V

archive_iv

ARCHIVE IV

モリスらしいグリーン系生地も種類が豊富!green

gree_fabric

green_leaf

ブルー、ブラウン、ブラック、グレーなどシックな色合いも素敵!モリスのデザインはどこかホッと落ち着く、癒される色にまとまります。

blue

black_brown

イエロー、レッド系も派手過ぎず優しい色にまとまるのがモリスですね(^_-)-☆

yellow

yellow

red

 

これらの生地をご覧になりたい方はデコラドールにいつでもお気軽にご連絡ください♪

インテリアを彩るウィリアム・モリス、サンダーソンの生地

前回に引き続き、川崎市A邸のご紹介です。

リビングの腰高窓にバルーンシェードを設置しました。掃出窓で使用した飾りドレープカーテンの生地と同じ生地を使用!こうすることで空間全体の統一感が取れます。ふんわりとしたボリュームのあるバルーンシェードは途中で止めてそのボリューム感を楽しむことが出来ます。平面になりがちな壁面も立体感が出て素敵ですね(^_-)-☆

バルーンシェード 川崎市A邸1

下すとこんなかんじです。スリット部分にはグリーン無地を入れています♪

バルーンシェード 川崎市A邸2

掃出窓と腰高窓のバランスが素敵!!

バルーンシェード 川崎市A邸3

そして、こちらは洋室。イギリス Sanderson社の生地です。生地全体に広がる花のデザインがとても素敵で、窓一面がまるでお花畑のようです!! ちょっと暗くなりがちな北側のお部屋にはこのように華やかな生地で窓辺を彩るのもいいですねっ。

サンダーソン 川崎市A邸2

花柄のデザインに合わせて、共布タイバックはフリル仕様♪

サンダーソン 川崎市A邸1

タイ(帯)の部分は、なんと表と裏とで色を変えたリバーシブル!! こういうことが出来るのはオーダーメイドのカーテンだからこそです。お客様と楽しみながらデザインやアクセントに加える色などを打合せします(^^♪ 

タッセル 川崎市A邸1

その時の気分に合わせて色を変えて楽しめますねっ!

タッセル 川崎市A邸2

こちらは寝室。窓の外には緑があり、木洩れ日木洩れ日が差し込む素敵なお部屋でした。柔らかな木洩れ日にはオーガンジーのシアーが合います。生地にデザインされた小花柄が木洩れ日と重なって映し出されます。心安らぐ居心地の良い空間です。

モリス 川崎市A邸1

ウィリアムモリスのデザインは日常にある自然をモチーフにしています。夜、カーテンを閉めた時に広がる森の木々を眺めているだけで心地の良い眠りに就けそうですね(^_-)-☆

素材も麻を使用しているのでカーテンを通して入る日差しも柔らかく、天然素材ならではのものです!

モリス 川崎市A邸3

タッセルはアクセントに赤を使用しました。
モリス 川崎市A邸2

木洩れ日と窓辺に揺れる刺繍の小花柄がとっても素敵!!
レース 川崎市A邸

そして、こちらはミラーカバー。ドレッサーのミラーが時々気になるということで、カバーもご依頼いただきました。モリスのカーテンなので、やはりミラーカバーもモリスで揃えます。異なる柄や色でも不思議と全体がしっくりまとまるのがウィリアムモリスのデザインなのです。

ミラーカバー 川崎市A邸

駆け足でご紹介いたしましたが、どちらのお部屋も盛りだくさんで素晴らしいものでした。A様ご夫妻には打合せから納品まで大変お世話になり、とてもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。チャーミングで可愛らしい奥様と全体をきちんとまとめてくださるしっかり者のご主人様とがこだわって作り上げられたご自宅のインテリアはご夫妻の人柄が表れている素敵なインテリアでした。

お家の中は生活の基本であり全てが詰まっている場所です。誰に与えられるものでも強制されるのもでもなく、住んでいる方自身が楽しみながら作り上げていくべきものです。当然正解なんてありません。「これがいい!」「こういうのが好き!」というものを少しでも取り入れて心地よく生活することが理想ですね!

デコラドールではお客様のお好みに合ったインテリア作りをお手伝いいたします。どうぞお気軽にご相談ください。一緒に楽しみましょう(^^)/

桐ウッドブラインドとウィリアムモリスのカーテン

忙しさのあまりブログも滞ってしまっておりました、、(*_*; ご紹介したい事例も沢山ありましたが、手付かずでした。これからまた少しずつご紹介していきます!!

少し前に施工致しました川崎市のA邸をご紹介いたします!

今年の猛暑は厳しいですね。そんな暑い夏に窓辺を涼しく演出してくれるウッドブラインドです。丘の斜面を利用して建てられた緑多い素敵なマンションです。専用のガーデンも素晴らしく、居間で寛ぎながら青い空と美しい緑を眺めることができます。自然にすーっと溶け込むウッドブランドはまさにこのような環境にもピッタリです!

ウッドブラインド 川崎市A邸1

ウッドブラインド 川崎市A邸2

ウッドブラインド 川崎市A邸3

NORMAN社の桐ウッドブラインド。http://www.norman.co.jp/blind/kiri_wood/

熱が伝わりにくく、水にも強く、桐なので軽量といった優れもの!強い日差しと視野の調整が必要な窓には最適ですね(^_-)-☆
ウッドブラインド 川崎市A邸4

飾りドレープ 川崎市A邸

こちらの窓にはウッドブラインドに柔らかさを出すためにレースカーテンを付けました。そして両サイドには飾りドレープカーテンの二重使いです。WILLIAM MORRISの美しい刺繍ドレープ&無地の二重使いなのです。

ウッドブラインド 川崎市A邸5

ウッドブラインド 川崎市A邸6

ダイニング~キッチンの窓にも同じ桐ウッドブラインドを設置。カフェをイメージするような小花の刺繍レースがとても可愛らしくお食事するのも楽しくなりますね!
ウッドブラインド 川崎市A邸7
ウッドブラインド 川崎市A邸8

窓を一つの「絵」と考えましょう。両側にカーテンを付けることで額縁効果が生まれます。窓全体が引き締まりますね。窓から見える景色をカーテンが引き立て、更に奥行き感も出ます。

美しいカーテンが掛かっている室内空間は安らぎと居心地の良さを与えてくれますね。インテリアにもこだわりを持っているA様だからこそこの素敵な空間が作れたのだと思います(^^) 

他のお部屋も素敵なので、次回またご紹介させていただきます!!

 

軽井沢H邸のご紹介

軽井沢にある別荘のウィンドウトリートメントを担当させて頂きました。
 H様ご一家は、多趣味でとてもアクティブ! ここ軽井沢で四季を通して自然に触れ合い、趣味を楽しまれるそうです。

ウッドブラインド 軽井沢

森の木々を眺めることができるリビング・ダイニングの大きな窓には木目の綺麗なウッドブラインドです。Nanikナニック社のウッドブラインドはこのような大きな窓にも対応出来てカラーバリエーションも豊富!マンションから戸建まで人気のブラインドです!!ウッドブラインド 軽井沢2

 ウッドブラインドは断熱性が乏しいので寒冷地では窓からの冷気が気になるところですが、こちらのように二重窓やしっかりとした防寒対策が施されている建物であれば安心ですね。

こちらはリビングと繋がっている和室を洋室に変更されたお部屋。元々押入れだったところに目隠し兼何かアクセントが欲しいとのことでした。そこで、ウィリアム・モリス「The Brook」でシェードを扉代わりに。森、小川、そこに集まる動物たちが描かれた素敵な生地です。

ウィリアムモリス シェード

両サイドに無地でボーダーを付けることで額縁のような効果が出て全体が締まります。タペストリーのようでとても素敵!!

William Morris THE BROOK 224561

ウィリアムモリス THE BROOK

こちらは寝室のカーテンで同じくウィリアム・モリスの「Vine」です。綿素材の地に描かれたブドウの柄は落ち着いた色合いが大人っぽく、飽きの来ないデザインでです。ナチュラルなインテリアには”素材”というキーワードがとても重要です。化繊では出せない優しい風合いの良さは天然素材ならでは。使う程に馴染む生地です。

ウィリアムモリス Vine

ウィリアムモリス vineとタッセル

タッセルもワインレッドで合わせます。

天然素材は当然水洗いはできませんし、住環境により伸び縮みします。自然の素材なので当然と言えば当然です。化繊に比べると扱いがしにくい素材ではありますが、それが天然素材の味でもあるのです。それが本来の”ナチュラル”ですね!

デコラドールには綿、麻、シルク、ウールなどの天然素材を使用した生地が豊富に揃っています。お部屋に着飾る洋服=カーテンだからこそ、お好きな素材、デザイン、色をお選びください。

 

次のページ »

SNS

New-Blog

  • 壁紙 アイフィンガー 花
    こだわりの詰まった遊び心満点のインテリア
  • 営業時間のお知らせ(通常営業しております)
  • モダンでラグジュアリーなインテリア
    柄on柄でスタイリッシュモダンなインテリア
  • 冬季休業のお知らせ 2020-21
    冬季休業のお知らせ 2020-21
  • スプリングの入った椅子
    スプリングの入ったアンティークチェア

Blog-Category

Archives

タグ

JAPAN JAPANTEX お知らせ イギリス イタリア ウィリアム・モリス エスニック エレガンス カーペット クッション クラシカル コットンレース コンテスト サンダーソン シェード スペイン タッセル デザイナーズギルド トイレ ドイツ ナチュラル バッグ バランス バルーンスタイル バーチカルブラインド ピクチャーレール フランス フロントレース ブラインド プリーツスクリーン メディア掲載 モダン ロールスクリーン 二子玉川 北欧調 和室 壁紙 大使館 子供部屋 展示会 引きずり 椅子ソファ 装飾レール 遮熱 電動

Main-Menu

  • ホーム
  • ご注文の流れ
  • サービス内容
  • 施工例
  • カタログ
  • 間違いだらけのカーテン選び
  • オーダーカーテン屋のブログ
  • これまでの実績・メディア掲載

Sub-Menu

  • お知らせ
  • オーダーカーテン屋のブログ
  • 間違いだらけのカーテン選び
  • メディアの皆様へ
  • これまでの実績・メディア掲載
  • サイトマップ

オーダーカーテン&ファブリック専門店 DECORADOR デコラドール

TEL: 050-5212-5093
email: info@decorador.co.jp web: https://www.decorador.co.jp

【デコラドール】
東京都港区南青山6-8-6 テロワール南青山201  骨董通りから入ってすぐ
  ・表参道駅 - 銀座線・千代田線・半蔵門線
  ・南青山六丁目駅、南青山七丁目駅 - ちぃバス 青山ルート
  ・南青山七丁目駅 - 都営バス
★全日営業 予約制 10:00~20:00 時間外応相談
 土曜日は予約不要 10:00~18:00 サンプル閲覧、ご相談・打合せ 

 

News

  • 営業時間のお知らせ(通常営業しております)

    営業時間のお知らせ(通常営業しております)

    緊急事態宣言が発令されましたが、デコラドールは通常営業をして …Read More »
  • 冬季休業のお知らせ 2020-21

    冬季休業のお知らせ 2020-21

    年末年始の休業日のご案内です。 2020年12月27(日)か …Read More »
  • 5/30より土曜日も通常営業へ戻ります

    5/30より土曜日も通常営業へ戻ります

    新型コロナウィルス及び緊急事態宣言の影響で通常ご予約不要の土 …Read More »

会社概要

decorador【デザイナー 丸山千里 Designer's Profile】
カナダ留学後、外資系企業に10年間勤務、在籍中ミサワインテリアスクールにてインテリア全般を学ぶ。
退職後イギリスに渡り、インテリアデザインとソフトファーニシングコースを習得。帰国後都内のオーダーカーテン・インテリア専門店で2社で経験を積む。
個人邸、商業施設、大使館、テレビ・舞台等実績多数。ヨーロッパ各国から一流の輸入生地を取り揃えております。

【運営】エムエムインターナショナル株式会社
●2008年2月東京・二子玉川にてデコラドールを開業
●2018年2月東京・青山に移転
●系列オンラインショップ「輸入椅子張地の専門店ISUisU イス いす」

  • お知らせ
  • オーダーカーテン屋のブログ
  • 間違いだらけのカーテン選び
  • メディアの皆様へ
  • これまでの実績・メディア掲載
  • サイトマップ

Copyright © 2021